HR140D と HR244D の違いを徹底比較|マキタ ハンマードリル 10.8V vs 18V
10.8V コンパクト vs 18V LXT 中堅、用途で答えが分かれる!
結論:HR140D と HR244D、どちらを買うか
- 価格差 フルセット差 約 ¥25,000〜45,000(HR140DSHX 約 ¥24,000〜27,000 / HR244DRGX 約 ¥50,000〜70,000)。本体のみで比べると HR140DZK 約 ¥14,000〜17,000 vs HR244DZK 約 ¥30,000 台で、差は 約 ¥15,000〜20,000。
- 性能差 コンクリ最大穴あけ径は HR244D が +10mm(14 vs 24mm)。打撃エネルギーは HR244D の 2.0J(EPTA 海外公表値)が大きく、深穴・大径での体感差は明確。モードは 2 段 vs 3 段で、HR244D は「打撃のみモード」で軽いハツリにも対応。
- 互換性 電池系統は完全別物。HR140D は 10.8V スライド式(BL1015 / BL1040B)、HR244D は 18V LXT(BL1815N〜BL1860B)。マキタ内でも電池の使い回しはできないので、すでに持っている系統で選ぶか、両系統揃えるか判断が必要です。
コンクリ穴あけの最大径と用途で素直に分かれます。
設備配線・電気工事のスイッチボックス固定や、φ6〜10mm の小径アンカー打ち込みが中心なら HR140D(10.8V・1.7kg・φ14mm まで・全長 246mm)が取り回しで圧倒的に有利。ワンハンドで扱える軽さと、10.8V スライド系の他工具との電池共用が魅力です。
躯体補強・大径アンカー(φ20mm 以上)・土間ハツリ(軽程度)まで含めるなら HR244D(18V LXT・3.1kg・φ24mm・打撃エネルギー 2.0J・3 モード)。打撃のみモードで軽いハツリも対応でき、業務現場の中堅主力としての完成度が高い 1 台です。
目安:φ14mm までしか開けない・1 日数本程度の打ち込み中心なら HR140D で十分。φ16mm 以上が定期的に出る・本業の建設・施工で毎日使うなら HR244D。
30 秒診断:あなたのケースで判定
30 秒診断
- Q1 すでに持っているマキタ電池は?
- Q2 主にやるコンクリ作業は?
- Q3 一番重視したいのは?
- Q4 使う頻度は?
スペック早見表
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※ 価格は Amazon 直販・Amazon の 180 日平均価格ベース(2026-05-21 時点)。HR244D の打撃エネルギー 2.0J は海外名 DHR242 の EPTA-Procedure 05/2009 公表値で、国内マキタ公式仕様には未掲載。HR140D は 10.8V スライド式(BL1015 / BL1040B 系)で、差込式 10.8V(BL1013 系)とは非互換。中古市場で旧電池を譲り受ける際は注意。HR140D は集塵カップ標準付属(簡易タイプ)で、本格集塵には別売 DX01 等の専用システムが必要。HR244D も同社の集塵システム連携モデル(HR244D_DV)が別 SKU で展開されている。両機ともマキタ呼称は「SDS-Plus 充電式ハンマドリル」で、振動ドリル(HP002G / HP487D 等)とは別カテゴリ。
HR140D と HR244D を分ける 6 つの軸
コンクリ穴あけ能力(φ14mm vs φ24mm)
HR244D の勝ち(明確に差) HR244D が +10mm の能力差、M16 以上は HR244D 必須
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コンクリ最大穴あけ径は HR140D が φ14mm、HR244D が φ24mm。差は +10mm で 1 段クラス上の能力です。HR140D は M10 アンカー(下穴 φ12mm)までが現実的な使用範囲で、それより太い M12 アンカー(下穴 φ14mm)はギリギリ、M14 以上(下穴 φ16mm 〜)は非対応。HR244D は M16 アンカー(下穴 φ18mm)クラスまで余裕で、躯体補強や本格的なコンクリ躯体打ち込みに対応します。「電工配線のスイッチボックス固定が中心」なら HR140D で十分、「躯体補強や太いアンカーが定期的に出る」なら HR244D が必須です。
打撃エネルギーとモード数(2 段 vs 3 段+ハツリ対応)
HR244D の勝ち(明確に差) HR244D は打撃エネルギー 2.0J+打撃のみモードで深穴・ハツリも余裕
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打撃エネルギーは HR244D が 2.0J(海外名 DHR242 の EPTA-Procedure 05/2009 公表値・国内マキタには未掲載)。HR140D の打撃エネルギーは公式には数値非公開で、感覚的にはおおむね 1.0J 前後相当と推定されます。モードも HR140D が 2 段(回転+打撃/回転のみ)に対して HR244D は 3 段(回転+打撃/回転のみ/打撃のみ)で、「打撃のみモード」を使った軽いハツリ作業にも対応します。深穴を連続で開けるとき、太いアンカー下穴を粘って開けるときの体感差は明確で、「数値以上に楽」というのが現場の声です。
モータと耐久性(ブラシ vs ブラシレス)
HR244D の勝ち(明確に差) プロの毎日使用なら HR244D のブラシレスが圧倒的に安心
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HR140D は ブラシモータ(公式仕様にブラシレス記載なし)。長時間連続使用でカーボンブラシの摩耗があり、定期メンテナンスが必要です。HR244D は ブラシレスモータで、メンテナンス頻度が低く、長期耐久性とパワー効率の両面で有利。「毎日の業務でガンガン使う」プロ現場では HR244D のブラシレスが安心、「月数回以下の使用」なら HR140D のブラシモータでも実用上は問題ない範囲です。
取り回し・軽さ(1.7kg vs 3.1kg)
HR140D の勝ち(明確に差) HR140D が約 1.4kg 軽く全長 80mm 短い、狭所・上向きで圧倒的有利
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質量は HR140D が 1.7kg(BL1015 装着時)、HR244D が 3.1kg(BL1860B 6.0Ah 装着時)。約 1.4kg の差は上向き作業・脚立上作業・長時間の連続使用で体感が一段大きく違います。全長も 246mm vs 328mm で 80mm 以上違うため、狭いボックス内・壁際・天井下地などの狭所では HR140D が圧倒的に有利。設備配線・電工現場で「ワンハンドで使いたい」ニーズには HR140D が完全に合います。一方で HR244D の 3.1kg は SDS+ クラスでは標準的で、「重い」というよりは「腰据えて使う前提」の設計です。
電池系統(10.8V スライド vs 18V LXT で完全別物)
引き分け(互角) 電池系統は完全別物、すでに持っている系統で選ぶのが基本
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電池系統は完全に別物。HR140D は 10.8V スライド式(BL1015 1.5Ah / BL1040B 4.0Ah)で、マキタの 10.8V スライド系の電動工具(インパクト TD110D、ドリルドライバ DF333D、クリーナー CL107FDSHW など)とバッテリ共用可能。HR244D は 18V LXT(BL1815N〜BL1860B)で、こちらもラインナップが業界最豊富。両系統はマキタ内でも電池の使い回し不可なので、すでに片方を持っているならそちら優先で選ぶのが経済的です。注意:10.8V スライド式と差込式 10.8V(BL1013 系)は別系統で非互換。中古や旧 SKU の電池を譲り受ける際は注意してください。
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- 実勢価格(フルセット差 約 ¥25,000〜45,000) クラス違いの価格差は妥当、本体のみ運用で大幅節約も可能
買う前に確認:あなたの選択を後押し
HR140D を検討中の人へ
HR140D を選んで OK な理由
- 設備配線・電工現場で φ6〜10mm の小径アンカーが中心なら、HR244D の 3.1kg はオーバーパワー&オーバーウェイト。HR140D の 1.7kg ワンハンド機が圧倒的に楽です。
- 狭いボックス内・壁際・天井下地など狭所での作業が多いなら、全長 328mm の HR244D は取り回しが悪い。HR140D の 246mm が必要です。
- すでにマキタ 10.8V スライド系の電動工具を持っているなら、HR140D で電池系統を統一できます。HR244D に乗り換えると 18V LXT 系を別途揃える必要が出ます。
HR140D で気をつけたい失敗
- 「軽くて取り回しが良いから DIY のコンクリ穴あけ全部これでいける」と買ったが、φ14mm 以上のアンカーが必要になって追加で SDS+ AC 機を買う羽目になったケース。最大径は購入前に必ず確認してください。
- ブラシモータの寿命管理を怠ると、長期使用でブラシ摩耗による出力低下・最終的なモータ故障に至ります。プロで毎日使うなら HR244D のブラシレスを検討すべきです。
- 集塵カップ標準付属は「簡易タイプ」で、長時間の穴あけや上向き作業では粉じんが舞います。本格集塵が必要なら別売 DX01 等の専用システムを買い増す必要があります。
HR244D を検討中の人へ
HR244D を選んで OK な理由
- φ16mm 以上の大径アンカー打ち込みが定期的に出るなら、HR140D の φ14mm では明確に能力不足。HR244D の φ24mm が必須です。
- 軽いハツリ作業も視野に入るなら、HR140D には「打撃のみモード」がありません。HR244D の 3 モードが必要です。
- プロ現場で毎日使うなら、HR140D のブラシモータは耐久性で HR244D のブラシレスに劣ります。長期コスト・修理頻度を考えると HR244D 有利。
HR244D で気をつけたい失敗
- 「将来も使えるから一番上のフルセットを」と HR244DRGX を買ったが、年数回しか使わない DIY 用途で 6.0Ah ×2 は完全にオーバースペック。HR244DRMX(4.0Ah ×2)や本体のみ+既存 BL1860B 運用で十分だったケース。
- ハンマードリルと振動ドリルを混同して買うケース。HR244D は SDS-Plus 軸のハンマードリル、HP002G 等は丸軸チャックの振動ドリル。コンクリ深穴・大径なら HR244D、振動付きで木工・鉄工+軽いコンクリなら HP002G。
- 3.1kg は SDS+ クラスでは標準ですが、上向きの天井下地・天井裏配線が長時間続くと腕に効きます。用途が上向き多めなら HR140D との 2 台運用が現実的な選択です。
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よくある質問
設備配線・スイッチボックス固定や φ6〜10mm の小径アンカー打ち込みが中心なら HR140D(10.8V・1.7kg・φ14mm・全長 246mm)。φ16mm 以上の大径アンカーや軽いハツリも含む本格現場なら HR244D(18V LXT・3.1kg・φ24mm・打撃エネルギー 2.0J・3 モード)。価格差はフルセットで 約 ¥25,000〜45,000 で、本体性能のクラスが明確に違うため、用途で素直に分かれます。
用語ミニ辞典(初めて見る言葉があったら)
- ブラシレス
- モーターの種類。摩耗するブラシがないので寿命が長く高効率
- マルチボルト
- ハイコーキの 18V/36V 自動切替バッテリー規格
- LXT
- マキタの 18V バッテリー規格の総称
- AMPShare
- ボッシュ主導のバッテリー共有規格(フェイン等と互換)
- Powerstack
- DEWALT の高密度パウチ型バッテリー
- IP56
- 防塵 5・防水 6 等級。粉塵・水しぶきに強い
- N·m
- トルクの単位。ネジを締める力の強さ
- rpm
- 1 分間の回転数
- 打撃数
- インパクトドライバが 1 分に何回叩くか(bpm)
- トリプルハンマ
- 打撃機構の方式。3 つのハンマで効率よく回す
- クラッチ
- ドリルドライバで「これ以上締めない」を機械で止める機構
- Hex
- 六角軸。1/4 インチ Hex が主流の差込形式
- 角ドライブ
- インパクトレンチのソケット差込部(1/2 インチ等)
- BSL18xx / BSL36xx
- ハイコーキのバッテリー型番。先頭が電圧クラス
- BL18xx / BL14xx
- マキタのバッテリー型番