WH36DC vs EZ75A9
ハイコーキ 36V プロ標準 vs パナソニック マルチインパクト、コンセプト対決!
結論:WH36DC と EZ75A9、どちらを買うか
- 価格差 フルセット同士なら WH36DC 約 ¥44,000〜51,000 vs EZ75A9 約 ¥48,000〜56,000 で価格差は約 ¥4,794、WH36DC が予算面で有利です。
- 性能差 最大トルクは WH36DC が +65 N·m 上回り(200 vs 135 N·m)、長尺ビスや構造材の連続作業で差が出ます。打撃数も 4100 vs 3500 回/分で WH36DC 寄り。
- 互換性 電池は ハイコーキ マルチボルト と パナソニック 14.4V/18V デュアル で電池の使い回しはできません。すでに片方の電池を持っているなら同系統で揃える方が経済的です。
36V 純パワーと現場用ならハイコーキ WH36DC、インパクト+ドリル統合で精密ねじ締めならパナソニック EZ75A9。WH36DC は 36V マルチボルトで 200 N·m の純パワー、5 モード(Soft / Power / Bolt / Bolt Single / Self Drilling Screw)、LED 3 灯、IP56 を備えたハイコーキ 36V プロ標準フラッグシップ。長尺ビスや構造材の連続作業など「電気を食う場面」で差が明確に出ます。EZ75A9 は 14.4V/18V デュアル電池で、インパクトモード(135 N·m)に加えてドリル High/Low の 3 モード切替と 21 段クラッチを搭載し、ビス打ち・下穴・木工ドリル・精密ねじ締めまで 1 台で完結する設計。本体価格は約 ¥45,000 vs 約 ¥38,000 で ¥7,000 差。電圧クラスもブランドもコンセプトも違う 3 軸クロスの比較なので、「自分の現場で 36V パワーが要るか、それとも 1 台に多機能を求めるか」と「どちらの電池の本数を増やすか」で素直に選んでください。
30 秒診断:あなたのケースで判定
30 秒診断
- Q1 すでに持っている電池は?
- Q2 主にやる作業は?
- Q3 一番重視したいのは?
- Q4 使う頻度は?
スペック早見表
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※ 価格は Amazon 直販・Amazon の 180 日平均価格ベース(2026-05-19 時点)。WH36DC は本体+蓄電池+充電器+ケースのフルセット構成 ¥45,000 前後、EZ75A9 は本体のみ ¥38,000 前後。質量は WH36DC=BSL36A18 装着時 1.6kg(BSL36B18 装着時は 1.9kg)、EZ75A9=14.4V/18V デュアル電池により 1.65〜1.9kg で変動するため代表値 1.8kg。WH36DC は 2020 年プロ標準、後継 WH36DD(2024 年 2 月発売)が現行主力交代中/マルチボルト BSL36A18 は WH36DC 装着時は 36V 駆動/EZ75A9 は「マルチインパクト」(インパクト+ドリル統合)であり純インパクトドライバではない、純インパクトが欲しい場合はパナソニック EZ76A1(170N·m)や EZ1PD1(EXENA P)が該当します。ハイコーキとパナソニックの電池の系統は完全別物(互換不可)。
WH36DC と EZ75A9 を分ける 6 つの軸
設計コンセプトの違い(純パワー vs マルチ)
WH36DC の勝ち(やや差) 200 N·m vs 135 N·m、長尺ビス・構造材で差が出る
もっと詳しく
WH36DC は「インパクトドライバ」として尖らせた純機能機。200 N·m のトルクと 5 モード(Soft / Power / Bolt / Bolt Single / Self Drilling Screw)はすべて打撃前提で、下穴や精密ネジ締めは別工具に任せる前提の設計です。一方 EZ75A9 はパナソニック独自の「マルチインパクト」コンセプトで、インパクトモード(打撃あり 135 N·m)/ドリル High(高速回転・打撃なし)/ドリル Low(低速大トルク)の 3 モード切替に加えて 21 段クラッチを搭載。つまり「インパクトドライバとドリルドライバ 2 台分の役割」を 1 台に統合した機種で、住宅電工・設備工事のように 1 現場で多種ネジと下穴・精密締めを切り替える職人さんに刺さるコンセプトです。WH36DC のような純パワー機とは「使い分けの粒度」が違うので、最大トルク勝負ではなく「どちらの設計思想が自分の現場に合うか」で選ぶのが本質。
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- 電圧クラスの違い(36V vs 14.4V/18V) 現場目線で見た差はわずか
- IP56 両者あり:屋外作業の強み 屋外耐性は仕様上は同等
- 電池の系統(互換不可・特性が違う) 電池の系統は選択基準で決まる軸
買う前に確認:あなたの選択を後押し
WH36DC を検討中の人へ
WH36DC を選んで OK な理由
- 長尺ビスや構造材を毎日打つ作業中心なら、EZ75A9 の 135 N·m は物足りない場面が出ます。WH36DC の 200 N·m なら余裕で打ち抜けます。
- 上向きや長時間の連続作業では、EZ75A9 の 1.8 kg は手首に効いてきます。1.6 kg の WH36DC の方が体感で楽です。
- 予算優先なら EZ75A9 の 約 ¥35,000〜41,000 は十分な選択肢で、WH36DC の 約 ¥44,000〜51,000 は割高に感じる場面があります。
- すでにハイコーキ マルチボルトの電池を持っている人なら、WH36DC の方が乗換コストを抑えられます。EZ75A9 に乗り換えると電池と充電器を別系統で揃え直す必要があります。
WH36DC で気をつけたい失敗
- 最大モードのまま細ビスを締めると、ビスを折ったり下穴材を割ったりしやすい。最初は弱モードや薄板モードから慣らすのが鉄則です。
- 大容量電池を装着すると本体重量がさらに増し、上向きの天井下地作業では「腕が持たない」とのレビューが出やすくなります。容量を使い分けると楽です。
- 流通が中古中心のロットなので、購入時は出品者の検品品質・付属電池の劣化具合・保証期間切れの有無をチェックしてください。
EZ75A9 を検討中の人へ
EZ75A9 で気をつけたい失敗
- パワーは控えめなので、構造材や 90mm 超のコーススレッドを連続で打つと回転が遅く感じる場面が出ます。長尺ビス中心ならフラッグシップ機の方が向きます。
- 大容量電池を装着すると本体重量がさらに増し、上向きの天井下地作業では「腕が持たない」とのレビューが出やすくなります。容量を使い分けると楽です。
- 本体のみを買って、後から電池と充電器を別買いすると総額が膨らみがち。最初からフルセットを選んだ方が安かったケースもあります。
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よくある質問
用語ミニ辞典(初めて見る言葉があったら)
- ブラシレス
- モーターの種類。摩耗するブラシがないので寿命が長く高効率
- マルチボルト
- ハイコーキの 18V/36V 自動切替バッテリー規格
- LXT
- マキタの 18V バッテリー規格の総称
- AMPShare
- ボッシュ主導のバッテリー共有規格(フェイン等と互換)
- Powerstack
- DEWALT の高密度パウチ型バッテリー
- IP56
- 防塵 5・防水 6 等級。粉塵・水しぶきに強い
- N·m
- トルクの単位。ネジを締める力の強さ
- rpm
- 1 分間の回転数
- 打撃数
- インパクトドライバが 1 分に何回叩くか(bpm)
- トリプルハンマ
- 打撃機構の方式。3 つのハンマで効率よく回す
- クラッチ
- ドリルドライバで「これ以上締めない」を機械で止める機構
- Hex
- 六角軸。1/4 インチ Hex が主流の差込形式
- 角ドライブ
- インパクトレンチのソケット差込部(1/2 インチ等)
- BSL18xx / BSL36xx
- ハイコーキのバッテリー型番。先頭が電圧クラス
- BL18xx / BL14xx
- マキタのバッテリー型番