CL108 vs CL115
マキタ 10.8V クリーナー どっち買う?
結論:CL108FDSHW と CL115FDW、どちらを買うか
- 価格差 CL108 約 ¥14,400 vs CL115FDW 約 ¥12,709 で CL115 が約 ¥1,700 安価。価格でも CL115 がやや有利。
- 性能差 パワフル吸込は CL108 30W vs CL115 35W で +5W(1.17 倍)、標準モード連続使用時間は 25 分 vs 50 分で +25 分(2 倍)と CL115 が長時間運用で有利。
- 互換性 電源方式が違うので電池非互換。CL108 はマキタ 10.8V スライド式(他工具と共用可)、CL115 は内蔵式(着脱不可)です。
「どちらが上位」ではなく、設計思想が違う 2 つの並列モデルで、現場系プロ寄り運用 vs 家庭系衛生・長回し運用の住み分けです。CL108FDSHW は「カプセル式 600mL + スライド式 10.8V バッテリ BL1015(着脱可・マキタ 10.8V 工具と共用可)+ 急速充電 DC10SA で 22 分」のプロ寄り設計。CL115FDW は「紙パック式(ダストバッグ 500mL/紙パック 330mL の 2 way)+ 内蔵バッテリ BL1020V(着脱不可)+ 充電 4 時間 + 35W パワフル + 連続 50 分」の家庭メイン寄り設計。価格差は実勢で約 ¥1,700(CL108 約 ¥14,400/CL115 約 ¥12,709)、本体質量は両機 1.0kg で同等。インパクト等のマキタ 10.8V 工具を既に持っていて電池流用したい・現場で電池切れに即対応したい・カプセル式の消耗品ゼロ運用が好みなら CL108。アレルギー対応や粉舞いゼロの衛生重視・35W パワフルで本気の吸込が欲しい・連続使用 50 分(標準モード)の長回し運用がしたいなら CL115。発売は CL108 が 2018-08、CL115 が 2021-07 で 3 年差がありますが、CL115 は CL108 の後継ではなく、別設計思想の並列モデルとして共存しています。
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30 秒診断
- Q1 マキタ 10.8V 工具を持っている?
- Q2 掃除する環境は?
- Q3 充電時間は?
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※ 仕様はマキタ公式仕様および Amazon 価格データ・価格.com の実勢価格ベース(2026-05 時点)。CL108FDSHW は標準同梱の BL1015(1.5Ah)装着時の連続使用時間。CL115FDW は内蔵バッテリ BL1020V(10.8V 2.0Ah 相当)の固定仕様で、バッテリの着脱・他工具との共用はできません。集塵方式は CL108 が「カプセル式 600mL」、CL115 が「紙パック式(ダストバッグ 500mL に紙パック 330mL を装着する 2 way 構造)」が公式の正で、ネット上の一部比較記事で集塵方式を左右逆に記載しているものは誤りです。なお CL108FDSHW はマキタ公式上「販売終息」表記となっており、新品は流通在庫中心(Amazon 本体は安定在庫・180 日価格が安定)のため当面の購入は問題ありません。CL115FDW は同じ 10.8V クリーナーの現行ラインで、CL108 の後継ではなく並列モデルとして共存しています。
CL108FDSHW と CL115FDW を分ける 6 つの軸
集塵方式の根本差(カプセル式 vs 紙パック式)
CL115FDW の勝ち(やや差) 衛生重視は CL115、消耗品ゼロは CL108
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CL108FDSHW は 600mL カプセル式で、ゴミは透明カプセルに直接溜める方式。消耗品ゼロ・フィルターは水洗いで使い回し可能で、ランニングコストは事実上ゼロ。代わりにゴミ捨て時に粉が舞いやすく、屋外やゴミ袋を構えた状態での開放が安心です。CL115FDW は紙パック式(ダストバッグ 500mL に紙パック 330mL を装着する 2 way 構造)で、ゴミは紙パックごと封して捨てるため排気がキレイ・粉舞いゼロ・アレルギー対応に強い。代わりにマキタ純正紙パック A-48511 が 1 枚あたり約 56〜80 円(10 枚入り 556〜800 円)の消耗品コスト。家庭の室内(フローリングのホコリ・髪の毛主体)でも衛生重視なら CL115、現場や車内で割り切れるなら CL108 の構図です。
電源方式(スライド着脱 vs 内蔵バッテリ)
CL108FDSHW の勝ち(明確に差) スライド式・電池共用・電池寿命時の本体延命で CL108 圧勝
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これが運用上もっとも大きな分岐です。CL108FDSHW は 10.8V スライド式バッテリ(BL1015 同梱)で、着脱可・他のマキタ 10.8V 工具(TD110D/DF030D/ML103 等)と電池共用が可能。容量違いの BL1040B(4.0Ah)に差し替えれば連続使用時間を大きく伸ばせるのも強みです。CL115FDW は内蔵バッテリ BL1020V(10.8V 2.0Ah 相当)で、着脱不可・他工具との共用も不可。本体ごと充電器 DC1001 に接続する仕様で、バッテリ寿命(公称 500 回前後)が来たら本体ごと買い替えになります。マキタ 10.8V を「クリーナー単独で完結」させたいなら CL115、「工具電池規格の一部」として運用したいなら CL108 が自然な選択です。
充電時間 22 分 vs 4 時間 — 運用上の決定的な差
CL108FDSHW の勝ち(明確に差) 急速 22 分 vs 4 時間の 11 倍差で CL108 圧勝
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CL108FDSHW は急速充電器 DC10SA で約 22 分、CL115FDW は標準充電器 DC1001 で約 4 時間。約 11 倍の差で、運用感がまったく違います。「朝に切れたら昼前に復帰」が CL108、「朝に切れたら夜まで待ち」が CL115。現場で工具と一緒に使う・複数部屋を 1 セッションで連続掃除したい人は CL108 が圧倒的に楽です。一方 CL115 も、連続使用時間が標準 50 分・強 16 分と長く、「1 回の充電で広範囲を一気にこなす」設計のため、毎日少しずつ・夜間充電前提の家庭使用なら 4 時間でも十分に回ります。短時間×複数セッションなら CL108、長時間×1 セッションなら CL115 という棲み分けです。
ランニングコスト(紙パック代)
CL108FDSHW の勝ち(明確に差) 消耗品ゼロで CL108 が長期 TCO 有利
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CL115FDW は紙パック式のため消耗品コストが発生。マキタ純正紙パック A-48511(10 枚入り)の実勢は約 556〜800 円(ヨドバシ・エディオン・ノジマ等の 2026-05 時点)、1 枚あたり約 56〜80 円。家庭用で月 1 交換ペースなら年 700〜1,000 円前後、週 1 交換ペースの掃除頻度なら年 3,000〜4,000 円。10 年使うと累計 7,000〜40,000 円の幅。一方 CL108FDSHW はカプセル式で純正消耗品ゼロ(フィルター水洗いのみ)。本体価格差(約 ¥1,700)は早めに逆転するため、長期 TCO で選ぶなら CL108、衛生プレミアムを払う価値ありと判断するなら CL115 という構図になります。
軽さ・連続使用時間・パワー差
CL115FDW の勝ち(明確に差) 35W パワー・標準 50 分連続で CL115 が長回し有利
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本体質量は CL108FDSHW 1.0kg(BL1015 装着時)、CL115FDW 1.0kg(本体のみ)でほぼ同等。長時間使用での疲労感に差はほぼ出ません。吸込仕事率はパワフルモードで CL108 30W/CL115 35W。約 1.17 倍の差で、毛足のあるラグや砂粒混じりではややCL115 が有利。連続使用時間は CL108 が標準 25 分/強 12 分/パワフル 10 分、CL115 が標準 50 分/強 16 分/パワフル 10 分で、標準モードで 2 倍差。「軽く長く吸う」運用なら CL115 のほうが余裕があり、「短時間で集中して片付ける + 電池差し替えで継続」なら CL108 が向きます。
買う前に確認:あなたの選択を後押し
CL108FDSHW を検討中の人へ
CL108FDSHW を選んで OK な理由
- マキタ 10.8V 工具(インパクト・ドリル等)を既に持っているなら、CL108 のスライド式 BL1015 を共用できる方が圧倒的に得。CL115 は内蔵式で電池共用できないため、せっかくの 10.8V 資産が活きません。
- 現場で電池切れに即対応したいなら、急速充電 22 分の CL108 一択。CL115 の 4 時間充電では「朝に切れたら夜まで使えない」状況になります。
- 消耗品コストを完全にゼロにしたいなら CL108 のカプセル式。CL115 は紙パック代が年 700〜4,000 円かかります。
- 予備バッテリで連続作業したいなら、着脱可能な CL108 が必須。CL115 の内蔵式では予備バッテリを用意しても本体に装着できません。
CL108FDSHW で気をつけたい失敗
- カプセル式は屋内でゴミ捨てすると粉が舞います。屋外やゴミ袋を構えた状態で開けるのが鉄則です。
- BL1015(1.5Ah)同梱では連続使用時間が短いと感じる場面があるので、BL1040B(4.0Ah)に差し替えるとパワフル運用がさらに伸びます。
- マキタ公式上「販売終息」表記ですが Amazon の新品在庫は安定しています。長期使用想定なら現行ライン CL115 への移行も視野に入れるのが安心です。
CL115FDW を検討中の人へ
CL115FDW を選んで OK な理由
- アレルギー対応や粉舞いゼロの衛生重視なら紙パック式の CL115。CL108 のカプセル式はゴミ捨てで粉が舞いやすく、小さな子・ペットがいる家には不向きです。
- パワフル 35W で本気の吸込が欲しいなら CL115。CL108 の 30W より +5W、毛足のあるカーペットや砂塵で押し出し感が違います。
- 標準モード 50 分の長時間連続運用がしたいなら CL115。CL108 の 25 分では家全体を 1 充電で掃除しきれない場面が出ます。
CL115FDW で気をつけたい失敗
- 紙パックの買い置きを忘れがち。Amazon でまとめ買いの自動再注文を設定しておかないと「使いたい時に在庫切れ」になりやすいので注意してください。
- 内蔵バッテリは寿命(公称 500 回前後)で本体ごと買い替えになります。毎日使用で 2〜3 年が現実的な寿命目安です。
- 充電 4 時間は「朝切れたら夜まで使えない」制約があるので、夜間充電前提の運用設計をしないと電池切れで困る場面が出ます。
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よくある質問
用語ミニ辞典(初めて見る言葉があったら)
- ブラシレス
- モーターの種類。摩耗するブラシがないので寿命が長く高効率
- マルチボルト
- ハイコーキの 18V/36V 自動切替バッテリー規格
- LXT
- マキタの 18V バッテリー規格の総称
- AMPShare
- ボッシュ主導のバッテリー共有規格(フェイン等と互換)
- Powerstack
- DEWALT の高密度パウチ型バッテリー
- IP56
- 防塵 5・防水 6 等級。粉塵・水しぶきに強い
- N·m
- トルクの単位。ネジを締める力の強さ
- rpm
- 1 分間の回転数
- 打撃数
- インパクトドライバが 1 分に何回叩くか(bpm)
- トリプルハンマ
- 打撃機構の方式。3 つのハンマで効率よく回す
- クラッチ
- ドリルドライバで「これ以上締めない」を機械で止める機構
- Hex
- 六角軸。1/4 インチ Hex が主流の差込形式
- 角ドライブ
- インパクトレンチのソケット差込部(1/2 インチ等)
- BSL18xx / BSL36xx
- ハイコーキのバッテリー型番。先頭が電圧クラス
- BL18xx / BL14xx
- マキタのバッテリー型番