CID-1100 vs CID-1130
AC コード式インパクト、新旧どっちを選ぶ?
結論:CID-1100 と CID-1130、どちらを買うか
- 価格差 MSRP は CID-1100 ¥14,200 税別 / CID-1130 ¥13,600 税別、実勢は CID-1100 約 ¥11,000 / CID-1130 約 ¥10,500 で差は約 500 円。価格はほぼ拮抗しています。
- 性能差 CID-1130 が最大トルク +5N·m(115 vs 110)、最大回転 +100min⁻¹(2,500 vs 2,400)、全長 -9mm(190 vs 199)と全項目で微増改良。打撃数のみ CID-1100 が +100min⁻¹(3,200 vs 3,100)で勝ります。
- 互換性 両機とも AC 100V コード式で、電池や充電器は不要。京セラの充電式 BID-18 とはカテゴリ違いで電池の話は当てはまりません。
CID-1100 と CID-1130 は AC 100V コード式インパクトドライバの新旧。価格帯がほぼ同じ(実勢 ¥10,500〜¥11,000)で、スペック上は CID-1130 が 最大トルク +5N·m(115 vs 110)・全長 -9mm(190 vs 199)・最大回転 +100min⁻¹ と細かな改良。
新規購入なら CID-1130 が無難(同価格で短く強い)、現場で CID-1100 を使い慣れている・在庫処分で安く手に入るなら CID-1100 も十分現役です。
どちらも「電池切れがない」「常時最大出力を維持」「コード長 2m」のメリット・制約は共通で、現場のコンセント環境と用途で AC コード式自体を選ぶかが先の判断です。
30 秒診断:あなたのケースで判定
30 秒診断
- Q1 どんな用途で買う?
- Q2 一番重視するのは?
- Q3 主な作業環境は?
- Q4 充電式インパクトと比べてどう感じる?
スペック早見表
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※ メーカー公表値(京セラ公式 kyocera-industrialtools.co.jp)・Amazon / kakaku.com 直近実勢価格ベース。AC 100V コード式のため「本体のみ」が標準形態で、電池・充電器同梱セットは存在しません。コード式インパクトはトルク値が常時維持される仕様で、充電式(電池残量で出力が変動)とは測定条件が異なります。
CID-1100 と CID-1130 を分ける 6 つの軸
パワー・トルク
CID-1130 の勝ち(やや差) 115 vs 110 N·m、CID-1130 が +5N·m で大ボルトでわずかに余裕
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最大トルクは CID-1100 が 110N·m、CID-1130 が 115N·m と 5N·m 差。AC 100V コード式は「常に最大出力を維持」できるため、充電式と違って電池残量で出力が下がる場面がなく、表示トルク以上の安定感があります。M8〜M10 ボルト・コーススレッド 65〜90mm 程度の作業はどちらも余裕でこなせる範囲。 作業 × 機種マトリクス: ・M6 ボルト:CID-1100 ◎ / CID-1130 ◎ ・M8 ボルト:CID-1100 ◎ / CID-1130 ◎ ・M10 ボルト:CID-1100 ◯ / CID-1130 ◎ ・コーススレッド 65mm:CID-1100 ◎ / CID-1130 ◎ ・コーススレッド 90mm:CID-1100 ◯ / CID-1130 ◯ 余裕 ・コーススレッド 120mm 超:CID-1100 △ / CID-1130 △(充電式 180N·m 級が確実) ・盤面 M5 圧着端子:両機 ◎(速度可変で対応) 115N·m と 110N·m の差は実用上わずかですが、M10 大ボルトや 90mm コーススレッド連続作業では CID-1130 のほうがわずかに余裕が出ます。
取り回し・サイズ
CID-1130 の勝ち(やや差) 190 vs 199mm、CID-1130 の 9mm 短縮は狭所で効く
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本体質量はどちらも 1.0kg(コード除く)。全長は CID-1100 が 199mm、CID-1130 が 190mm で 9mm 短くなっています。盤面内・天井裏・狭所での取り回しを考えると、9mm の差は実機で見るとはっきり違いを感じます。コード式の宿命としてコード長 2m があり、これは両機共通。コンセント位置から離れる作業は延長コード必須です。
コード式の運用性
引き分け(互角) 両機とも電池切れなし・常時最大出力、コード制約も共通
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両機共通の特徴:電池切れがなく、常時最大出力を維持できる。長時間連続作業(盤面工事・据置作業・組立ライン)では充電式インパクトより安心感があります。一方でコード長 2m の制約から、コンセント位置から離れる作業は延長コードが必須。足場上・天井裏ではコードが引っかかる場面が多く、屋外・移動の多い現場には不向きです。最新の充電式 18V 級(180N·m)と比べると最大トルクで一段劣りますが、価格は実勢約 ¥10,500〜¥11,000 と充電式フルセットの 1/4 以下。コスパは依然として強みです。
入手性・価格
CID-1130 の勝ち(やや差) CID-1130 が同価格帯で改良後継、新規購入は CID-1130 が無難
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MSRP は CID-1100 ¥14,200 / CID-1130 ¥13,600 と CID-1130 のほうが税別 600 円安く設定されており、新世代が後継としては珍しく価格を下げています。実勢価格は Amazon・kakaku.com で約 ¥10,500〜¥11,000 と拮抗。CID-1100 は流通量がやや先細りで、在庫処分の安値(¥9,000 台)が出る場合もあります。新規購入で迷うなら CID-1130(最新仕様 + 同価格)が無難な選び方です。
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- 回転数・打撃数 回転数は CID-1130、打撃数は CID-1100 がわずかに優位
- LED ライト 両機とも LED 仕様の優位性は薄く、別途照明が前提
買う前に確認:あなたの選択を後押し
CID-1100 を検討中の人へ
CID-1100 を選んで OK な理由
- 既存ユーザーで CID-1100 を 5 年以上使っていて慣れているなら、買い替えで CID-1100 を再購入するのも合理的。打撃数 3,200 のリズムに馴染んでいる人は CID-1130 の 3,100 に違和感を覚える場合があります。
- 中古市場・在庫処分で CID-1100 が ¥9,000 台で出ているなら、新世代との価格差を取って CID-1100 を選ぶのも実用的。
- 改良幅が「最大トルク +5N·m / 全長 -9mm」と控えめなので、現役 CID-1100 が問題なく動いている人は急いで買い替える必要はありません。
CID-1100 で気をつけたい失敗
- 「コード式は安いし強そう」と買ったが、屋外・足場上の作業ではコードが引っかかって作業効率が落ちる。コンセント環境が前提の機種である点を見落としやすい。
- 110N·m は中位機相当。最新充電式の 180N·m 級と比べると「もう一押し」が出ないため、構造材・120mm 超ビス中心の用途には選ばないこと。
- LED ライト・モード切替などの最新機能は搭載されておらず、暗所視認性は別途ヘッドライトで補う前提。
CID-1130 を検討中の人へ
CID-1130 を選んで OK な理由
- これから新規で買うなら、同価格帯で全長 -9mm・最大トルク +5N·m の CID-1130 を選んだほうが長期的に満足度が高い。CID-1100 を選ぶ強い理由は「在庫処分で安い」「既存ユーザーの慣れ」に限られます。
- 盤面・天井裏・狭所での取り回しを重視する電気工事・設備工事の現場では、9mm の全長差が実機で明確に効きます。新規購入で 199mm を選ぶ理由は薄い。
- 京セラの現行ラインアップは CID-1130 が主軸で、長期サポート・アクセサリ流通の安心感も後継機側が優位です。
CID-1130 で気をつけたい失敗
- 新世代だからといって全項目で勝つわけではなく、打撃数だけは CID-1100 が +100 と上。連続テンポ重視の盤面作業では CID-1100 のリズムが好みという声もあります。
- コード式は「電池の話とは別カテゴリ」のため、すでにマキタ・ハイコーキ充電式工具を持っていてもメリットを共有できない。サブ機として 1 台置くなら問題ないが、現場のメイン機としては慎重に検討を。
- CID-1130 の MSRP ¥13,600(税別)に対し、最新充電式 18V 級フルセット(電池 2 個 + 充電器付き)は約 ¥30,000〜50,000。コード式 1 台 + 延長コードリール(約 ¥5,000)の運用と比較したうえで決めるのが安全です。
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よくある質問
用語ミニ辞典(初めて見る言葉があったら)
- ブラシレス
- モーターの種類。摩耗するブラシがないので寿命が長く高効率
- マルチボルト
- ハイコーキの 18V/36V 自動切替バッテリー規格
- LXT
- マキタの 18V バッテリー規格の総称
- AMPShare
- ボッシュ主導のバッテリー共有規格(フェイン等と互換)
- Powerstack
- DEWALT の高密度パウチ型バッテリー
- IP56
- 防塵 5・防水 6 等級。粉塵・水しぶきに強い
- N·m
- トルクの単位。ネジを締める力の強さ
- rpm
- 1 分間の回転数
- 打撃数
- インパクトドライバが 1 分に何回叩くか(bpm)
- トリプルハンマ
- 打撃機構の方式。3 つのハンマで効率よく回す
- クラッチ
- ドリルドライバで「これ以上締めない」を機械で止める機構
- Hex
- 六角軸。1/4 インチ Hex が主流の差込形式
- 角ドライブ
- インパクトレンチのソケット差込部(1/2 インチ等)
- BSL18xx / BSL36xx
- ハイコーキのバッテリー型番。先頭が電圧クラス
- BL18xx / BL14xx
- マキタのバッテリー型番