トリマーのおすすめ人気ランキング|DIY 向けの選び方とマキタ・ハイコーキ比較
DIY と現場のプロ目線で、トリマー(電動ルーター)の選び方と人気機種を実数値で比較
トリマー選びで失敗しないための比較ポイント|DIY と現場の基準
「電動トリマーを 1 台買いたいけど、メーカーも電圧もバラバラで何を選べばいいか分からない」── これは DIY 初心者がトリマーで最初にぶつかる壁です。トリマーは、見た目は似ていても 回転数・コレット径・電源タイプで得意分野がはっきり分かれる道具だからです。
このランキングでは、以下 5 つの比較ポイントを軸に DIY で 1 本目に買って後悔しないトリマー をプロ目線で順位付けしました。
① 電源タイプ:AC コード式 vs 充電式
トリマーは「AC コード式が定番」だった時代から、近年は 充電式(バッテリー)モデル が現場でも標準になりつつあります。比較ポイント:
- AC コード式(3709 / MTR-42 等):連続作業に強い・パワー安定・本体価格が安い(¥9,000〜¥17,000)。半面、コードの取り回しが必要で、屋外や脚立の上では使いづらい
- 充電式(RT50DZ / M3608DA / RT001G 等):取り回しが自由・屋外や狭所での作業が楽。半面、本体+電池+充電器のフルセット価格はやや高い(¥30,000〜¥70,000)
DIY 月数回・テーブルや棚の縁取り中心なら AC で十分、屋外で看板を彫ったり脚立の上で巾木を加工する人は 充電式 18V が便利、というのが編集部の結論です。
② 回転数(min⁻¹)の見方
トリマーのカタログにある「最大回転数(min⁻¹)」は、1 分あたりにビットが何回転するかの数値です。一般的に:
- 30,000min⁻¹:マキタ・ハイコーキの現行プロ機の標準値
- 32,000min⁻¹:京セラ MTR-42 などやや高回転寄り
- 13,000min⁻¹:ボッシュ GKF 10.8V-8H など 10.8V クラスは低め
高回転ほど切削面が滑らかになり、ささくれが出にくくなります。無段変速ダイヤル付きは、硬い木材・柔らかい木材・樹脂で速度を調整できて DIY でも便利です。
③ コレット径(チャック孔径)
トリマーで「コレット」と呼ぶのは、ビット(刃)を差し込む口金のことです。コレット径でビットの選択肢が決まるので、買う前に必ず確認してください:
- 6mm 標準(マキタ 3709 / 京セラ MTR-42):日本の DIY 標準。ホームセンターで手に入るビットの大半が 6mm
- 6mm / 6.35mm / 8mm 対応(マキタ RT50DZ / RT001G / ハイコーキ M3608DA):別売コレットで 3 サイズ対応。プロ用・大物加工に有利
- 1/4 インチ(6.35mm)専用(DEWALT DCW600):米国規格。日本の 6mm ビット使用には別売コレット必要
DIY で迷ったら、まず 6mm 標準で十分です。後から大型ビット(8mm)が必要になったら、コレットを買い足せます。
④ ブラシモータ vs ブラシレスモータ
新しいトリマー(特に充電式)には ブラシレスモータ 搭載機が増えています。ブラシレス機は:
- 内部に消耗品(カーボンブラシ)が無く、メンテ頻度が低い
- 動作音と発熱が小さい
- 価格は若干高め
AC ベース機の 3709・MTR-42 はブラシモータですが、トリマーは負荷が軽い道具なので 実用上はブラシ機でも十分です。長く使うつもりなら充電式ブラシレス機が将来的に有利、というレベルの違いです。
⑤ 価格帯:DIY 入門 / プロ標準 / プロ常用
トリマーの価格帯は以下のレイヤーで把握すると失敗しません:
- ¥9,000〜¥18,000:DIY 入門・AC コード式(京セラ MTR-42、マキタ 3709)
- ¥20,000〜¥30,000:DIY 標準・18V 充電式 本体のみ(マキタ RT50DZ・ハイコーキ M3608DA の本体)
- ¥30,000〜¥70,000:プロ標準・充電式フルセット(バッテリ・充電器・ケース付)
- ¥30,000〜(並行輸入):DEWALT DCW600 等の海外プロ機
① トリマーの 4 タイプ(電源 × 価格)
- AC コード式・廉価 ¥9,000〜・DIY 入門
- AC コード式・標準 ¥15,000〜・連続作業向き
- 充電式 18V ¥20,000〜・現場標準
- 充電式 36V / 40V ¥30,000〜・大物加工
② 価格帯マトリクス(DIY トリマー実勢 2026-05)
DIY 入門
¥9,000〜¥18,000
- 京セラ MTR-42(AC・¥9,600〜)
- マキタ 3709(AC・¥16,000〜)
DIY 標準〜プロ標準
¥20,000〜¥50,000
- マキタ RT50DZ(18V 本体のみ ¥21,000)
- ハイコーキ M3608DA(NN) ¥22,855
- ボッシュ GKF 10.8V-8H ¥25,000
- 充電式の本命ゾーン
プロ常用・フラッグシップ
¥30,000〜¥70,000
- マキタ RT001G(40V XGT 本体 ¥25,000〜)
- ハイコーキ M3608DA(XPZ) ¥48,000
- DEWALT DCW600B ¥30,000〜(並行輸入)
DIY で最初の 1 台を買うとき、最も後悔が少ないのは「18V 充電式トリマー」のフルセットです。マキタの RT50DZ が本命候補で、後から丸ノコ・インパクトドライバ・サンダーを買い足すときに同じ電池が使えます。「すでに同じメーカーの電池を持っているか」で本体のみ/フルセットを使い分けてください。
トリマーおすすめランキング第 1 位|マキタ RT50DZ(18V 充電式)の選び方と価格
第 1 位はマキタ RT50DZ(18V LXT 充電式トリマー)です。マキタの 18V LXT 系で唯一の充電式トリマーで、後から他の電動工具(丸ノコ・インパクト・サンダー・クリーナー)を買い足すとき 電池の使い回しで圧倒的に有利だからです。
なぜ第 1 位か(編集部選定基準)
- 18V LXT 充電式・最大回転数 30,000min⁻¹(無段変速ダイヤル付き)でプロ機と同等
- ブラシレスモータ採用で、長期使用に有利・動作音が小さい
- 重量 2.0kg(電池込み)で、長時間の縁取り作業でも疲労が少ない
- 本体のみ約 ¥21,000、フルセット(RT50DRG)約 ¥38,000
- マキタ 18V LXT バッテリは丸ノコ・インパクトドライバ・クリーナー等とも共通で、「すでに同じメーカーのマキタ 18V 電池を持っている」状況なら本体のみで安価に始められる
- コレットは 6mm / 6.35mm / 8mm の 3 サイズ対応(標準は 6mm、別売コレットで切替)。AC 機の 3707FC とビットも共用可
RT50DZ の正規 SKU の見分け方(プロのひと言)
「RT50D」は本体ファミリー名で、実購入時の正規 SKU は以下のいずれか:
- RT50DZ:本体のみ(電池・充電器・ケースなし)
- RT50DRG:フルセット(6.0Ah バッテリ + 充電器 + ケース)
Amazon の商品ページで「RT50D」だけの表記はあまり無いので、購入時は 末尾までフル型番で確認してください。
買う前にチェックすべき注意点(マスタ反映)
- マキタ 18V LXT 専用バッテリ。ハイコーキのマルチボルトや 40V XGT、ボッシュ・DEWALT のバッテリは装着できません
- コードレスの宿命で、連続作業ではバッテリ交換が必要(6.0Ah で約 30 分目安)
- AC 機 3709(同じマキタ・6mm 標準)と「トリマー」名は同じだが、電源が別物。混同しないこと
- 40Vmax XGT の RT001G は別シリーズで、バッテリ流用不可
価格動向(2026-05-21 編集部調べ)
- 価格.com RT50DZ(本体のみ):実勢 ¥20,245〜¥21,000 で安定
- フルセット RT50DRG:¥35,000〜¥40,000(電池 BL1860B 単体だけで ¥10,000 前後する)
- 楽天・Yahoo は価格基準から除外しています
工務店の現場でも、マキタ 18V で電動工具を統一している事業者は多く、トリマーを後から買い足すならまず RT50DZ が定番ルートです。ブラシレスモータ採用で、トリマーの長時間連続作業でも音と発熱が少なく、室内作業(造作・建具)でも使いやすいモデルです。
マキタ RT50D
本体のみ 約 ¥21,000マキタ 18V LXT 系で唯一のブラシレス充電式トリマー。最大回転数 30,000min⁻¹・無段変速・重さ 2.0kg。本体のみ約 ¥21,000・フルセット約 ¥38,000。マキタ 18V バッテリは丸ノコ・インパクト・クリーナー等とも共通で、「すでに同じメーカーのマキタ 18V 電池を持っている」なら本体のみで安く始められます。DIY で縁取り・面取り・看板彫りをするなら 1 本目の本命です。
Amazon で価格を見るトリマーランキング第 2 位|マキタ 3709(AC コード式)の比較と人気の理由
第 2 位はマキタ 3709(AC100V 6mm トリマー)。マキタトリマーのロングセラー定番機で、「充電式は要らない/AC で連続作業したい」「まずは安く 1 台買いたい」という DIY ユーザーに、RT50DZ(充電式)と並ぶ人気機種です。
なぜ第 2 位か(編集部選定基準)
- AC100V コード式・消費電力 500W で安定したパワー。バッテリ切れの心配なく 連続作業が可能
- 最大回転数 30,000min⁻¹(マキタ RT50DZ と同等の回転数)
- 重量 1.5kg・軽量で長時間作業でも疲労が少ない
- コード長 2.5m で AC コンセントから離れた場所でも使える
- 本体価格約 ¥16,000(実勢)と DIY 入門にも手が出やすい
RT50DZ(充電式)との違いを比較
| 項目 | 3709(AC) | RT50DZ(充電 18V) |
|---|---|---|
| 電源 | AC100V コード式 | 18V LXT バッテリ |
| 最大回転数 | 30,000min⁻¹ | 10,000〜30,000min⁻¹ 無段変速 |
| 重量 | 1.5kg(本体のみ) | 2.0kg(電池込み) |
| 連続作業 | ◎(バッテリ切れなし) | △(電池容量に依存・6.0Ah で約 30 分) |
| 取り回し | △(コードあり) | ◎(コードレス) |
| 速度調整 | 単速 | 無段変速 |
| 価格目安 | 本体 ¥16,000 | 本体 ¥21,000・セット ¥38,000 |
「すでに同じメーカーの電池を持っているか」で選び方が変わる
- マキタ 18V 工具を既に持っている → RT50DZ(電池使い回し可・本体のみで OK)
- 工具がまだ無い/AC で十分・予算優先 → 3709(本体 1 個買いで完結・価格も手頃)
買う前にチェックすべき注意点(マスタ反映)
- コレット径は 6mm 標準。6.35mm / 8mm は別売コレットが必要
- 上位機の 3707FC(ソフトスタート・電子制御付き)と混同しないこと。3709 は廉価ベース機
- ロングセラー機のため流通量豊富、中古市場も充実
- AC 機の宿命で、屋外・脚立作業ではコードの取り回しが課題
「充電式 RT50DZ を選んだものの、テーブル天板の縁取りでバッテリ切れ → 結局 AC 機を買い直し」という DIY ユーザーの声も。大物加工(テーブル天板・カウンター材)が多い人は、最初から AC 機を選ぶ方が結果的に安く済む場合があります。
マキタ 3709
本体のみ 約 ¥16,059マキタの定番 AC トリマー(コード式)。コレット径 6mm・最大回転数 30,000min⁻¹・重量 1.5kg・消費電力 500W。バッテリ切れの心配なく長時間の連続作業が可能で、本体価格約 ¥16,000(実勢)とコスパが高く、AC 環境がある DIY ユーザーには第一候補です。
Amazon で価格を見るトリマーランキング第 3 位|ハイコーキ M3608DA(マルチボルト 36V)の選び方と比較
第 3 位はハイコーキ M3608DA(マルチボルト 36V コードレストリマー)。マキタ RT50DZ(18V)と直接競合する充電式トリマーで、最大出力 1000W 相当のハイパワーが特徴です。ハイコーキで揃えている/パワーを優先したい人向けの本命機種です。
なぜ第 3 位か(編集部選定基準)
- マルチボルト 36V 蓄電池・最大出力 1000W で、AC 機 M6SB の約 2 倍の切削スピード(公式比較)
- ブラシレスモータ・無段変速 10,000〜30,000min⁻¹ で素材に応じた調整が可能
- 重量 1.9kg(蓄電池込み)と充電式としては軽量
- 本体のみ(NN)約 ¥22,855、フルセット(XPZ)約 ¥48,000
- マルチボルト 36V 蓄電池はハイコーキの丸ノコ・インパクト・サンダー・グラインダー等と共通で、「すでにハイコーキの電動工具を持っている」人には最有力
RT50DZ vs M3608DA の選び方|価格・パワーで比較
| 項目 | RT50DZ(マキタ 18V) | M3608DA(ハイコーキ 36V) |
|---|---|---|
| 電圧 | 18V LXT | マルチボルト 36V(18V でも動作可) |
| モータ | ブラシレス | ブラシレス |
| 最大出力 | 公称非開示 | 1000W 相当 |
| 最大回転数 | 30,000min⁻¹ | 30,000min⁻¹ |
| 重量 | 2.0kg | 1.9kg |
| 本体価格 | ¥21,000 | ¥22,855 |
| フルセット価格 | ¥38,000 | ¥48,000 |
選び方は 「すでに同じメーカーの電動工具・電池を持っているか」 で決まります:
- マキタ 18V で揃えている → RT50DZ
- ハイコーキで揃えている/パワー重視 → M3608DA
- どちらも持っていない → 値段の安い RT50DZ がやや有利、ただしパワーは M3608DA が上
買う前にチェックすべき注意点(マスタ反映)
- マルチボルト 36V 機。マキタ 18V LXT / 40V XGT、ボッシュ、DEWALT のバッテリは装着できません
- 18V 蓄電池(BSL1860 等)でも動作するが、性能フル発揮はマルチボルト 36V 時
- 本体装着コレットは 6mm 標準。8mm は別途付属コーン使用
- (NN) は本体のみ、(XPZ) は電池 1 個 + 充電器セット、(XP) は電池 2 個セット
- AC 機 M6SB の置き換えとしては、切削スピードは公式比 2 倍だが連続作業時間はバッテリ依存
ハイコーキ M3608DA
本体のみ 約 ¥22,855ハイコーキのマルチボルト 36V コードレストリマー。コレット径 6mm・最大回転数 30,000min⁻¹・最大出力 1000W・ブラシレス・重量 1.9kg。マキタ RT50DZ と直接競合するモデルで、出力面では M3608DA が優位、価格面では RT50DZ がやや有利。「すでに同じメーカーのハイコーキ電動工具を持っている」ならこちらが第一候補です。
Amazon で価格を見るトリマーランキング第 4 位|マキタ RT001G(40V XGT)の比較と将来投資の判断
第 4 位はマキタ RT001G(40Vmax XGT 充電式トリマー)。マキタの最新フラッグシップ系列「XGT」のトリマーで、AC 機並みの切削スピードを謳う上位機種です。ただし XGT は新しい電池系列で、初心者には初期投資が重いため第 4 位です。
RT001G の特徴(編集部選定基準)
- 40Vmax XGT 充電式・ブラシレスモータでパワー余裕がある
- 無段変速 10,000〜30,000min⁻¹ で RT50DZ と同等の回転数調整
- LED ライト 2 灯で暗所の縁取り作業も見やすい
- 重量 1.9kg(電池込み)と意外と軽量
- コレットは 6mm / 6.35mm / 8mm の 3 サイズ対応
価格と入手性
- RT001GZ(本体のみ):実勢 ¥25,000〜¥30,000 台
- RT001GRG(フルセット):実勢 ¥50,000〜¥70,000 台
- 40Vmax XGT バッテリは BL4025(1 本約 ¥15,000)が必須
RT001G を選ぶ前のチェック(マスタ反映)
- マキタ 40Vmax XGT 専用バッテリ。マキタ 18V LXT バッテリは装着できない
- XGT バッテリ・充電器は 18V LXT より高価
- 40Vmax 表記は最大電圧で、定格電圧は 36V(XGT 共通の表記ルール)
- RT50DZ と同様 6mm / 6.35mm / 8mm 対応、AC 機 3709 とビット互換あり
こんな人には RT001G
- 既にマキタ 40Vmax XGT バッテリを持っている(電池の使い回しで本体のみ買える)
- これから丸ノコ・インパクトも XGT で新規に揃えたい
- AC 機 3709 や 3707FC からのコードレス置き換え
逆にこんな人には不向き
- DIY 1 本目で「コスパ重視」を求める → RT50DZ・3709 の方が安い
- マキタ 18V LXT バッテリを既に持っている → RT50DZ で十分(XGT 投資は重い)
- 「とりあえず縁取りができれば良い」 → MTR-42 / 3709 で十分
マキタ 40Vmax XGT は丸ノコ・ハンマードリル・グラインダーなど大物カテゴリで強い系列です。「トリマーだけ XGT を買う」のはコスパが悪いので、丸ノコや他の大型工具を含めて XGT で揃える計画がある人にだけおすすめです。トリマー単体なら 18V LXT の RT50DZ で十分プロ用途に応えます。
マキタ RT001G
マキタ 40Vmax XGT 系のフラッグシップトリマー。最大回転数 30,000min⁻¹・ブラシレス・LED 2 灯・重量 1.9kg。RT50DZ より一回り上のパワー余裕がありますが、XGT 専用電池が必要で 「すでにマキタ 40Vmax XGT バッテリを持っている」人向けの選択肢です。マキタ 18V LXT で揃えている人は RT50DZ で十分です。
Amazon で価格を見るトリマーランキング第 5 位|京セラ MTR-42(旧リョービ・AC コード式)の用途別比較
第 5 位は京セラ MTR-42(旧リョービ)の AC100V コード式トリマーです。「最安値で 1 台買って試したい」という DIY 入門ユーザーに最も人気のあるエントリーモデルです。
MTR-42 の特徴(編集部選定基準)
- AC100V コード式・消費電力 400W
- 最大回転数 32,000min⁻¹(マキタ 3709 より高回転)
- 重量 1.1kg(本体のみ・コード除く)でクラス最軽量級
- 本体価格約 ¥9,600(実勢)と圧倒的なコスパ
- コレット径 6mm 標準(マキタ・ハイコーキと共通規格のビット使用可)
マキタ 3709 と比較した位置付け
| 項目 | 京セラ MTR-42 | マキタ 3709 |
|---|---|---|
| 電源 | AC100V | AC100V |
| 消費電力 | 400W | 500W |
| 最大回転数 | 32,000min⁻¹ | 30,000min⁻¹ |
| 重量 | 1.1kg | 1.5kg |
| 価格 | ¥9,600〜 | ¥16,000〜 |
| プロ現場耐久 | △(DIY 向き) | ◎(プロ標準) |
買う前にチェックすべき注意点(マスタ反映)
- 2018 年 4 月に「リョービ」のパワーツール事業が京セラへ譲渡され、2021 年 4 月に完全統合。現行販売名は「京セラ MTR-42」ですが、Amazon・kakaku では旧「リョービ」表記が残る場合があります(同一機種)
- DIY 帯の機種のため、プロ現場での連続耐久はマキタ 3709 / 3707FC の方が無難
- コレット径 6mm 標準。6.35mm / 8mm は別売
- AC コード式のため作業範囲が制約される
こんな人には MTR-42
- DIY 1 本目で「まずは安く試してみたい」
- 月数回・短時間の縁取り・面取りが主用途
- 飾り棚や写真立ての面取り程度の軽作業
逆にこんな人には不向き
- プロ現場で毎日連続使用する
- テーブル天板やカウンター材など大物加工がメイン
- 屋外・脚立の上でも使いたい(→ 充電式 RT50DZ / M3608DA を選ぶ)
京セラ MTR-42
本体のみ 約 ¥9,600京セラ(旧リョービ)の AC コード式トリマー。コレット径 6mm・最大回転数 32,000min⁻¹・重量 1.1kg・消費電力 400W。本体価格約 ¥9,600(実勢)と圧倒的なコスパで、DIY 1 本目の「とりあえず 1 台」に最適。プロ現場での連続耐久はマキタ 3709 に劣りますが、月数回の縁取り・面取りなら十分こなせます。
Amazon で価格を見るトリマーの用途別おすすめ早見表|DIY と現場の選び方を逆引き
ここまでのランキングを 用途別 にまとめます。「自分の DIY 用途には何が向いているか」で逆引きできるよう、現場目線で整理しました。
用途別おすすめ早見表
- テーブル天板・カウンターの縁取り(大物・長時間) → マキタ 3709(AC コード式)or ハイコーキ M3608DA(マルチボルト 36V)
- 写真立て・飾り棚の面取り(軽作業) → 京セラ MTR-42(AC 廉価)or マキタ RT50DZ(充電式・電池があれば)
- 看板・表札の文字彫り → マキタ RT50DZ(無段変速で速度調整が効く)or 3707FC(上位 AC 機)
- 巾木・モール材の溝切り(連続) → マキタ 3709(AC 連続作業)or ハイコーキ M3608DA(36V のパワー)
- 屋外・脚立の上での加工 → マキタ RT50DZ(18V 充電式)or RT001G(40V XGT・電池があれば)
- 狭所・引き出し内部の加工 → 軽量重視で MTR-42(1.1kg)or RT50DZ(取り回しの良い充電式)
DIY 月数回派の標準セット(編集部推奨)
1. トリマー 1 台(用途と予算で選ぶ)
2. ビット 6mm の基本セット(ストレート・面取り R・ボーズ面・V 溝の 4 種)
3. ガイド類(ストレートガイド・テンプレートガイド)
4. 防じんマスク・保護メガネ
5. 集塵機(粉じんが多いので接続できる集塵機があると仕上がりが綺麗)
プロが追加で持つもの
6. 上位 AC 機(マキタ 3707FC・ソフトスタート付):精密加工用
7. 8mm 大径ビット:本格的な溝切り・倣い加工用
8. プランジベース・傾斜ベース:トリマー標準のトリマーベース以外の作業姿勢用
9. 集塵機(マキタ VC0830・VC1530 等):粉じん本気対策
「トリマーが苦手な作業」も知っておく
- 厚さ 20mm 以上の溝を一発で切ろうとする → トリマーは深さ 5〜10mm を複数回パスする道具。一発切削はモータ過負荷の原因
- 金属・石材の切削 → トリマーは木工専用。金属はディスクグラインダー、石材はダイヤモンドカッター
- 直径 50mm 以上の大型ビット → 6mm コレットでは保持できない。本格的な大型加工は「ルーター」(トリマーの上位カテゴリ)が必要
工務店の現場では「AC 機 + 充電式の 2 台体制」がトリマーの標準構成です。AC 機(3709 / 3707FC)で工場・作業場の連続作業をこなし、充電式(RT50DZ / M3608DA)で現場の取り回し作業をする使い分け。DIY なら最初の 1 台を用途で選び、必要に応じて 2 台目を足していくのが王道です。
トリマーランキングのまとめ|失敗しない選び方とおすすめ機種の総括
ここまで、トリマーのおすすめランキング 5 機種と用途別の選び方を解説してきました。最後にもう一度、失敗しないトリマー選びの結論を整理します。
DIY 初心者の決定フロー(3 ステップ)
ステップ 1:自分の主用途を 1 つ選ぶ
- 大物加工(テーブル天板・カウンター)・連続作業 → AC コード式(3709 / M3608DA AC でも対応)
- 軽い縁取り・面取りが中心 → AC 廉価(MTR-42 / 3709)or 充電式(RT50DZ)
- 屋外・脚立の上・狭所が多い → 充電式 18V(RT50DZ)or 36V(M3608DA)
ステップ 2:電源タイプを決める
- 月数回・短時間・予算優先 → AC コード式(MTR-42 / 3709)
- 屋外・現場・取り回し重視 → 充電式 18V(RT50DZ)
- 既にマキタ/ハイコーキの電動工具を持っている → 同じメーカーの充電式
ステップ 3:価格レイヤーを選ぶ
- ¥9,000〜¥18,000 → AC コード式(MTR-42 / 3709)の本体のみ
- ¥20,000〜¥30,000 → 18V 充電式の本体のみ(RT50DZ / M3608DA NN)
- ¥38,000〜¥48,000 → 18V / 36V 充電式のフルセット(RT50DRG / M3608DA XPZ)
- ¥25,000〜¥70,000(XGT) → マキタ 40V フラッグシップ(RT001G)
ランキング全 5 機種の比較一覧
| 順位 | 機種 | メーカー | 電源 | 回転数 | 価格目安 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 位 | RT50DZ | マキタ | 18V 充電 | 10,000〜30,000 | ¥21,000〜¥38,000 |
| 2 位 | 3709 | マキタ | AC100V | 30,000 単速 | ¥16,000 |
| 3 位 | M3608DA | ハイコーキ | マルチボルト 36V | 10,000〜30,000 | ¥22,855〜¥48,000 |
| 4 位 | RT001G | マキタ | 40Vmax XGT 充電 | 10,000〜30,000 | ¥25,000〜¥70,000 |
| 5 位 | MTR-42 | 京セラ | AC100V | 32,000 単速 | ¥9,600〜 |
ランキング外で触れた機種
- ボッシュ GKF 10.8V-8H:本体 1.1kg と最軽量級、ただし 10.8V で大型ビットは非力、Bosch Professional 10.8V 電池を持っている人向け
- DEWALT DCW600B:海外プロ機(米国 20V Max)、日本では並行輸入主体で保証・部品供給がマキタ正規ルート対象外。DEWALT 20V Max 電池を持っている上級者向け
最終的な編集部の結論
- 「迷ったらマキタ RT50DZ フルセット(RT50DRG)」が DIY 初心者の最も後悔しない選択です
- 「AC で十分・電池はまだ要らない」なら マキタ 3709 か京セラ MTR-42 の本体のみで安価に始められます
- 「すでにハイコーキで揃えている」なら M3608DA(NN) 本体のみでパワー余裕ある選択ができます
- マキタ RT001G は XGT で他の工具も揃える計画の上級者向け
トリマー選びで最も大事なこと(プロのひと言)
トリマーは「本体の性能差より、ビットの選び方と切削深さの管理の方が仕上がりに効く」のがプロの現場感覚です。ランキング 1 位の RT50DZ を買っても、ビットが切れない・一度に深く切りすぎれば仕上がりは荒くなります。
逆に、ランキング 5 位の MTR-42 でも、よく切れる新品ビットで深さ 5mm ずつ複数回パスすれば、家具レベルの仕上がりは十分出せます。
トリマーを買ったら次に揃えるもの
1. ビット 6mm の基本 4 種(ストレート・面取り R・ボーズ面・V 溝)
2. ストレートガイド(直線溝切り用)
3. テンプレートガイド(型を使った倣い加工用)
4. 防じんマスク(DS2 規格以上)と保護メガネ
5. 集塵機(粉じん対策・仕上がり向上の本気仕様)
DIY 初心者の「トリマー 1 本目」で最も後悔が少ないのは、マキタ RT50DZ のフルセット(RT50DRG・約 ¥38,000)です。マキタ 18V LXT バッテリは丸ノコ・インパクト・サンダー・クリーナー等とも共通で、後から他工具を買い足すときの長期コストが下がります。逆に、AC で十分・予算優先なら 京セラ MTR-42(約 ¥9,600)か マキタ 3709(約 ¥16,000)の本体のみが現実的な選択です。
よくある質問
用語ミニ辞典(初めて見る言葉があったら)
- ブラシレス
- モーターの種類。摩耗するブラシがないので寿命が長く高効率
- マルチボルト
- ハイコーキの 18V/36V 自動切替バッテリー規格
- LXT
- マキタの 18V バッテリー規格の総称
- AMPShare
- ボッシュ主導のバッテリー共有規格(フェイン等と互換)
- Powerstack
- DEWALT の高密度パウチ型バッテリー
- IP56
- 防塵 5・防水 6 等級。粉塵・水しぶきに強い
- N·m
- トルクの単位。ネジを締める力の強さ
- rpm
- 1 分間の回転数
- 打撃数
- インパクトドライバが 1 分に何回叩くか(bpm)
- トリプルハンマ
- 打撃機構の方式。3 つのハンマで効率よく回す
- クラッチ
- ドリルドライバで「これ以上締めない」を機械で止める機構
- Hex
- 六角軸。1/4 インチ Hex が主流の差込形式
- 角ドライブ
- インパクトレンチのソケット差込部(1/2 インチ等)
- BSL18xx / BSL36xx
- ハイコーキのバッテリー型番。先頭が電圧クラス
- BL18xx / BL14xx
- マキタのバッテリー型番