サンダーのおすすめランキング|失敗しない選び方と用途別の比較ポイント
DIY と現場のプロ目線で、サンダーの選び方・人気機種を実数値で比較
サンダー選びで失敗しないための比較ポイント|DIY 向けの基準
「電動サンダーを 1 台買いたいけど、種類が多すぎて選べない」── これは DIY 初心者が最初にぶつかる壁です。サンダーは見た目が似ていても、パッドの形状と動き方で適材適所がはっきり分かれる道具だからです。
このランキングでは、以下 5 つの比較ポイントを軸に DIY で 1 本目に買って後悔しないサンダー をプロ目線で順位付けしました:
① パッド形状とサンダーのタイプ
サンダーは大きく 3 種類に分かれます:
- オービタルサンダー(仕上げサンダー):矩形のパッド(多くは 100×110mm 前後)が小さく円を描く動き。縁・隅の研磨や 仕上げ研磨に向く。価格が安く DIY 入門にも人気
- ランダムオービットサンダー(ランダムサンダー):円形のパッド(多くは φ125mm/マキタは命名規則上 φ123 表記)が「回転+偏芯」の複合運動。広い面の効率的な研磨が得意。木材の塗装下地づくりはこのタイプが本職。なお 「パッド径 φ123mm」「ペーパー径 φ125mm」は同一規格の言い方違い(マキタは内枠寸法 φ123 を採用、ペーパーは φ125 を使用)なので、本ランキング内で φ123 と φ125 が混在しても同じ規格と読んで OK
- ベルトサンダー:研磨ベルトが高速回転。強力な研削用途。本ランキングではブラシ機含めて DIY 1 本目には推奨しません
DIY で迷ったら、まずはランダムオービットサンダー(φ125 クラス)を選ぶのが現場の標準です。広い面の仕上げから細かい削り出しまで 1 台で対応できるためです。
② 電源タイプ:充電式 vs AC コード式
サンダーは「サンダー=AC コード式が定番」だった時代から、近年は 充電式(バッテリー)モデル が現場でも増えてきました。比較ポイント:
- AC コード式:連続作業に強い・パワー安定・本体価格が安い。半面、コードの取り回しが必要
- 充電式(18V クラス):取り回しが自由・脚立や屋外での作業が楽。半面、本体+電池+充電器のフルセット価格はやや高い
DIY 月数回派なら AC で十分、毎週のように使う・屋外でも使うなら 充電式(18V)が便利 が編集部の結論です。
③ ブラシモータ vs ブラシレスモータ
新しいサンダー(特に充電式)には ブラシレスモータ 搭載機が増えています。ブラシレス機は:
- 内部に消耗品(カーボンブラシ)が無く、メンテ頻度が低い
- 動作音と発熱が小さい
- 価格は若干高め
ブラシ機(マキタ BO180D・BO5041 など)も実用上は十分ですが、長く使うつもりなら ブラシレス機が将来資産として優位です。
④ オービット数(偏芯量・OPM)の見方
サンダーのカタログにある「OPM(min⁻¹)」または「振動数」は、1 分あたりにパッドが何回小さく振動するかの数値です。一般的に:
- 7,000〜12,000 OPM が無段変速タイプの上限値
- 高 OPM は荒削り、低 OPM は仕上げ向き
- 無段変速ダイヤル付きは微調整できて DIY でも便利
⑤ 価格帯:DIY 入門 / プロ標準 / プロ常用
サンダーの価格帯は以下のレイヤーで把握すると失敗しません:
- ¥10,000〜15,000:DIY 入門・コード式オービタル・ブラシ機
- ¥15,000〜25,000:DIY 標準・AC ランダムまたは 18V 充電仕上げ
- ¥25,000〜50,000:プロ標準・18V 充電ランダム(フルセット)
- ¥50,000 以上:プロ常用・並行輸入・フラッグシップ ブラシレス
① サンダーの 3 タイプとパッド径(DIY 標準)
- オービタル 矩形パッド・縁/隅向き
- ランダム 円形パッド・面向き・DIY 本命
- ベルト 研磨ベルト・強力・1 本目非推奨
② 価格帯マトリクス(DIY サンダー実勢)
DIY 入門
¥10,000〜¥20,000
- BO5041(マキタ・AC ランダム・¥13,500)
- SV13YB(ハイコーキ・AC ランダム・¥14,800)
- BO140DZ(マキタ 14.4V 仕上げ・¥12,800)
DIY 標準〜プロ標準
¥15,000〜¥45,000
- BO180DZ(マキタ 18V ランダム・本体のみ ¥14,000)
- BO180DRG(フルセット・¥43,400)
- 18V 充電式の本命ゾーン
プロ常用・フラッグシップ
¥30,000〜
- DCW210(DEWALT 20V Max ブラシレス・¥18,000〜並行輸入)
- 並行輸入リスクあり・メーカー国内保証なし
DIY で最初の 1 台を買うとき、最も後悔が少ないのは「18V ランダムサンダー」のフルセットです。マキタの BO180DRG が本命候補で、後から丸ノコ・インパクトドライバを買い足すときに同じ電池が使えます。「すでに同じメーカーの電池を持っている」かどうかで本体のみ/フルセットを使い分けてください。
サンダーおすすめランキング第 1 位|マキタ BO180D(18V 充電式ランダム)の選び方と価格
第 1 位はマキタ BO180D(18V LXT 充電式ランダムオービットサンダー)です。マキタの 18V LXT 系で「唯一のランダムオービットサンダー」で、後から他の電動工具(丸ノコ・インパクト・サンダー)を買い足すとき 電池の使い回しで圧倒的に有利だからです。
なぜ第 1 位か(編集部選定基準)
- パッド径 φ123mm でランダムオービット(回転+偏芯)。広い面の仕上げ研磨が得意
- 3 段切替(7000 / 9500 / 11000 OPM)で素材に合わせた速度調整が可能
- 重量 1.7kg(電池込み)で、長時間作業でも疲労が少ない
- 本体のみ約 ¥14,000、フルセット(BL1860B + DC18RF + ケース)約 ¥43,400
- マキタ 18V LXT バッテリは丸ノコ・インパクトドライバ等とも共通で、「すでに同じメーカーの電池を持っている」状況なら本体のみで安価に始められる
BO180D の正規 SKU の見分け方(プロのひと言)
「BO180D」は本体ファミリー名で、実購入時の正規 SKU は以下のいずれか:
- BO180DZ:本体のみ(電池・充電器・ケースなし)
- BO180DRG:フルセット(BL1860B 6.0Ah + DC18RF + ケース)
カタログ表記の「BO180D」だけのページは Amazon に存在しないので、購入時は 末尾までフル型番で確認してください。
買う前にチェックすべき注意点(マスタ反映)
- BO180D は ブラシモータ搭載機。ブラシレス機(DEWALT DCW210 等)と比べると動作音と発熱はやや大きい
- 充電式の宿命でランタイムに上限があり、3.0Ah で約 20 分。長時間連続作業なら 5.0Ah 以上の予備電池が必須
- AC コード式の BO5041(同じパッド径 φ123)と「サンダー」名は同じだが、電源・トルク特性が別物。混同しないこと
価格動向(2026-05-20 編集部調べ)
- Amazon BO180DZ 本体のみ:直近 180 日で ¥13,500〜¥15,000 で推移
- Amazon BO180DRG フルセット:¥40,000〜¥45,000 で安定(電池 BL1860B 単体だけで ¥10,000 前後する)
- 楽天・Yahoo は価格基準から除外しています
工務店の現場でも、マキタ 18V で電動工具を統一している事業者は多く、サンダーを後から買い足すならまず BO180D が定番ルートです。ブラシモータでもサンダーは負荷が軽い道具なので、ブラシレス機との差は実用上ほぼ感じません。マキタ 18V LXT 系には現時点でブラシレスのランダムオービットサンダーが存在しない(後継機も未発表)ため、18V LXT で揃えたい場合は事実上 BO180D 一択であり、「ブラシ機だから 1 位は微妙」という議論は当てはまりません。
マキタ BO180D
本体のみ 約 ¥14,000マキタ 18V LXT 系で唯一のランダムオービットサンダー。パッド径 φ123・3 段切替・重さ 1.7kg。フルセット約 ¥43,400・本体のみ約 ¥14,000。マキタ 18V バッテリは丸ノコ・インパクト・クリーナー等とも共通で、「すでに同じメーカーの電池を持っている」なら本体のみ約 ¥14,000 で始められます。DIY で塗装下地・木材仕上げをするなら 1 本目の本命です。
Amazon で価格を見るサンダーランキング第 2 位|マキタ BO5041(AC コード式ランダム)の比較と人気の理由
第 2 位はマキタ BO5041(AC100V ランダムオービットサンダー)。コード式ランダムサンダーの定番モデルで、可動式グリップ(300°)が特徴です。「充電式は要らない/AC で連続作業したい」という DIY ユーザーに、BO180D(充電式)と並ぶ人気機種です。
なぜ第 2 位か(編集部選定基準)
- AC100V コード式・消費電力 300W。バッテリ切れの心配なく 連続作業が可能
- 無段変速ダイヤル(4000〜12000 OPM)で素材・状態に応じて細かく速度調整できる
- 重量 1.4kg・全長 218mm でランダムサンダーの中でも軽量
- 可動式グリップ(300°)でモード切替不要・1 台で隅・面・縁を使い分け
- 本体価格約 ¥13,500(実勢)と DIY 入門にも手が出やすい
BO180D(充電式)との違いを比較
| 項目 | BO5041(AC) | BO180D(充電 18V) |
|---|---|---|
| 電源 | AC100V コード式 | 18V LXT バッテリ |
| 速度制御 | 無段変速 4000〜12000 OPM | 3 段切替 7000-11000 OPM |
| 重量 | 1.4kg(本体のみ) | 1.7kg(電池込み) |
| 連続作業 | ◎(バッテリ切れなし) | △(電池容量に依存) |
| 取り回し | △(コードあり) | ◎(コードレス) |
| 価格目安 | 本体 ¥13,500 | 本体 ¥14,000・セット ¥43,400 |
「すでに同じメーカーの電池を持っているか」で選び方が変わる
- マキタ 18V 工具を既に持っている → BO180D(電池使い回し可・本体のみで OK)
- 工具がまだ無い/AC で十分 → BO5041(本体 1 個買いで完結・価格も手頃)
買う前にチェックすべき注意点(マスタ反映)
- 可動式グリップは便利な反面、慣れないと無意識に動いてしまうという声もあり
- マキタ公式仕様表では「偏芯量」項目は非掲載、「振動 3 方向加速度 3.5m/s²」のみ記載
- 消費電力 300W は他社 AC ランダムサンダー(ハイコーキ SV13YB の 280W 等)と同等クラス
「充電式を選んだものの、バッテリ切れで作業が中断 → 結局 AC コード式に買い替え」という DIY ユーザーの声も。長時間の塗装下地づくり(テーブル天板など)が多いなら、最初から AC を選んだ方が結果的に安く済む場合があります。
マキタ BO5041
本体のみ 約 ¥13,500マキタの定番 AC ランダムサンダー(コード式)。パッド径 φ123・無段変速 4000〜12000 OPM・重量 1.4kg。バッテリ切れの心配なく長時間の連続作業が可能で、可動式グリップで隅・面・縁を 1 台で使い分けできます。本体価格約 ¥13,500(実勢)とコスパが高く、AC 環境がある DIY ユーザーには第一候補です。
Amazon で価格を見るサンダーランキング第 3 位|ハイコーキ SV13YB(AC ランダム)の選び方と比較
第 3 位はハイコーキ SV13YB(AC100V ランダムオービットサンダー)。マキタ BO5041 と直接競合する AC ランダムサンダーで、消費電力 280W・パッド径 φ125mm の現役機種です。
なぜ第 3 位か(編集部選定基準)
- AC100V コード式・消費電力 280W で BO5041 と同等クラス
- 無段変速ダイヤル(7000〜12000 OPM)で BO5041 とほぼ同じ調整範囲
- パッド径 φ125mm・ペーパー径 φ125mm でサンディングペーパーの選択肢が広い
- 重量 1.4kg と AC ランダムサンダーとして軽量
- 本体価格約 ¥14,800(実勢)
BO5041 vs SV13YB の選び方|価格・スペックで比較
機能・価格ともほぼ同等なので、選び方は 「すでに同じメーカーの工具・電池を持っているか」 で決まります:
- マキタ電動工具で揃えている → BO5041
- ハイコーキ電動工具で揃えている → SV13YB
- どちらも持っていない → 色(マキタ青/ハイコーキ緑)の好みでも OK
両社とも国内のホームセンター・Amazon で広く流通しており、メーカー保証 1 年が付きます。プロの現場でもこの 2 機種の人気は二分しており、性能・寿命に明確な差はありません。
買う前にチェックすべき注意点
- SV13YB は ランダムオービットサンダー(パッド回転+偏芯)。同社のオービタルサンダー SV12V(矩形パッド)とは別カテゴリ。間違えないこと
- AC 機の宿命で、屋外・脚立作業ではコードの取り回しが必要
- ブラシモータのため、長期使用ではカーボンブラシ交換(ホームセンターで部品入手可)が発生
ハイコーキ SV13YB
本体のみ 約 ¥14,800ハイコーキの AC ランダムオービットサンダー(コード式)。パッド径 φ125・無段変速 7000〜12000 OPM・重量 1.4kg・消費電力 280W。マキタ BO5041 と直接競合するモデルで、スペックはほぼ同等・本体価格約 ¥14,800(実勢)。「すでに同じメーカーのハイコーキ電動工具を持っている」ならこちらが第一候補です。
Amazon で価格を見るサンダーランキング第 4 位|DEWALT DCW210(20V Max ブラシレス)の比較と注意点
第 4 位は DEWALT DCW210(20V MAX XR ブラシレス 5 インチランダムオービットサンダー)。海外プロ機の代表で、ブラシレスモータ搭載・パッド径 127mm(5 インチ)の現役主力機種です。ただし日本では並行輸入が中心で、初心者には注意点が多いため第 4 位です。
DCW210 の特徴(編集部選定基準)
- ブラシレスモータでメンテ頻度が低く、長期使用に有利
- 可変速ダイヤル(8000〜12000 OPM)で素材に応じた調整が可能
- パッド径 127mm(5 インチ)・8 穴フック&ループでサンディングペーパーが広く流通
- 重量 0.86kg(本体のみ)と軽量
価格と入手性
- 日本での流通は主に DCW210B(本体のみ・並行輸入):実勢 ¥18,000 前後
- フルセット DCW210D1(並行輸入):実勢 ¥36,000 前後
- 北米市場での本体価格は $129〜・日本価格は 並行輸入の為替・流通で変動が大きい
DEWALT を選ぶ前のチェック(マスタ反映)
- 並行輸入品はメーカー国内保証が効かない。故障時の修理は自己負担になる場合あり
- 日本ではダストコレクター(DWV010/DWV012)の入手が難しい
- 取扱説明書が英語のみ(並行輸入品)
- DEWALT 20V MAX = 公称 18V。マキタ 18V・ハイコーキ 18V とは電圧クラスは同じだが、バッテリーは使い回せません(DEWALT バッテリは別途必要)
- 日本市場では BO180D・BO5041 の方が部品・サポートで圧倒的に有利
こんな人には DCW210
- 既に DEWALT 20V MAX バッテリを持っている(電池の使い回しで本体のみ買える)
- 並行輸入リスク(保証・部品供給)を理解した上で買える上級者
- ブラシレスモータの長寿命メリットを優先したい
逆にこんな人には不向き
- DIY 初心者で「1 本目のサンダー」を探している
- メーカー国内保証・修理サポートを重視する
- 海外品の取扱説明書を読むのが苦手
「Amazon の並行輸入品を買ったら取説が英語だけだった」「故障したらメーカー保証が効かず修理代が高くついた」という DEWALT 並行輸入のトラブルは少なくありません。海外プロ機を選ぶときは、正規ルートでの保証範囲を必ず確認してください。
DEWALT DCW210
本体のみ 約 ¥18,000DEWALT 20V MAX XR ブラシレスのフラッグシップサンダー。パッド径 127mm(5 インチ)・可変速 8000〜12000 OPM・本体 0.86kg。ブラシレスモータで長期使用に有利ですが、日本では並行輸入が中心でメーカー国内保証が効かない点に注意。「すでに同じメーカーの DEWALT 20V MAX 電池を持っている」上級者向けの選択肢です。
Amazon で価格を見るサンダーランキング第 5 位|マキタ BO140D(14.4V 充電仕上げ)の用途別比較
第 5 位はマキタ BO140D(14.4V 充電式仕上げサンダー)。矩形パッド(100×110mm)の小型仕上げサンダーで、棚板やフレームの仕上げ研磨に最適な機種です。
BO140D の特徴(編集部選定基準)
- 矩形パッド(100×110mm)でランダムサンダーが苦手な 隅・縁の研磨が得意
- 14.4V LXT バッテリ・単速 14000 OPM
- 重量 1.3kg(電池込み)で軽量・取り回しが良い
- 本体のみ約 ¥12,800、フルセット約 ¥28,800
ランダムサンダーとオービタルサンダーの使い分け(用途別比較)
サンダー選びで最も重要なのは「自分の用途は面研磨か、縁・隅の研磨か」です:
- 面研磨(テーブル天板・棚板の広い面・塗装下地) → ランダムサンダー(BO180D・BO5041・SV13YB・DCW210)
- 縁・隅・幅木・フレームの仕上げ → オービタルサンダー(BO140D・BO3711 等)
DIY で 1 本目にランダムを選び、必要に応じて 2 本目にオービタル(BO140D)を追加するのが定番ルートです。
買う前にチェックすべき注意点(マスタ反映)
- BO140D は オービタル(矩形パッド)。ランダムオービット(円形パッド・偏芯回転)の BO180D とは別カテゴリ
- 14.4V カテゴリはマキタも各社も新規発売停止中で、これから始めるなら 18V 系(BO180D ランダム)を選ぶ方が長期的に有利
- 「すでに同じメーカーの 14.4V バッテリを持っている」なら有用、ゼロから始めるなら 18V 系を推奨
- ブラシモータのため、ブラシレスのフラッグシップ機(DCW210 など)より動作音はやや大きい
マキタ BO140D
本体のみ 約 ¥12,800マキタの 14.4V 充電式仕上げサンダー。矩形パッド(100×110mm)で隅・縁の研磨が得意。重量 1.3kg・本体のみ約 ¥12,800・フルセット約 ¥28,800。14.4V は新規発売停止カテゴリなので、すでにマキタ 14.4V バッテリを持っている人向け。ゼロから始めるなら 18V のランダムサンダー(BO180D)を先に揃えることをおすすめします。
Amazon で価格を見るオービタルサンダーとランダムサンダーの用途別おすすめ|DIY と現場の選び方
ここまでのランキングを 用途別 にまとめます。「自分の DIY 用途には何が向いているか」で逆引きできるよう、現場目線で整理しました。
用途別おすすめ早見表
- 木材の塗装下地づくり(広い面) → ランダムサンダー φ125 クラス(BO180D・BO5041・SV13YB)
- 古い塗膜・ニス剥がし(広い面・荒削り) → ランダムサンダー+荒目ペーパー(#60〜#80)
- テーブル天板の仕上げ研磨 → ランダムサンダー+細目ペーパー(#240〜#400)
- 幅木・額縁・椅子フレームなど縁・隅 → オービタルサンダー(BO140D・BO3711)
- 大物(ウッドデッキ・フェンス)の連続作業 → AC コード式ランダム(BO5041・SV13YB)
- 屋外・脚立上・狭所での取り回し重視 → 充電式 18V ランダム(BO180D)
- 車両・金属板の塗装剥がし(薄板) → ランダムサンダー+耐水ペーパー、低速モード
DIY 月数回派の標準セット(編集部推奨)
1. ランダムサンダー 1 台(BO180D または BO5041)
2. サンディングペーパー 5 種(#60 / #120 / #240 / #320 / #400)各 5 枚ずつ
3. 防じんマスク・保護メガネ
4. 集塵袋またはダクト(標準付属の集塵機能)
プロが追加で持つもの
5. オービタルサンダー 1 台(BO140D 等):縁・隅の仕上げ用
6. 集塵機(VC0840 等)連結:粉じん対策の本気仕様
7. ベルトサンダー:荒削り・床研磨など強力研削用
「電動サンダーが苦手な作業」も知っておく
- 極めて細かい部分(彫刻・浮き彫り)→ 手研磨(紙ヤスリ巻きつけ)
- ガラス・金属の鏡面仕上げ → 専用ポリッシャ
- 内側 R 部分(湾曲した内側)→ 専用パッドまたは手研磨
工務店の現場では「ランダム 1 台+オービタル 1 台+集塵機」がサンダー系の標準構成です。DIY なら最初の 1 台はランダム、2 台目以降にオービタル・集塵機を足していくのが王道。「サンダーは粉じん対策まで含めて道具」という意識が、安全と仕上がりに直結します。
サンダーランキングのまとめ|失敗しない選び方とおすすめ機種の総括
ここまで、サンダーのおすすめランキング 5 機種と用途別の選び方を解説してきました。最後にもう一度、失敗しないサンダー選びの結論を整理します。
DIY 初心者の決定フロー(3 ステップ)
ステップ 1:自分の主用途を 1 つ選ぶ
- 広い面の塗装下地・木材仕上げ → ランダムサンダー
- 縁・隅・幅木の仕上げ → オービタルサンダー
- 両方使う → まずランダム、後でオービタルを追加
ステップ 2:電源タイプを決める
- 月数回・短時間 → AC コード式(BO5041 / SV13YB)
- 屋外・脚立上・取り回し重視 → 充電式 18V(BO180D)
- 既にマキタ/ハイコーキ電動工具を持っている → 同じメーカーの充電式
ステップ 3:価格レイヤーを選ぶ
- ¥10,000〜15,000 → AC ランダム(BO5041 / SV13YB)の本体のみ
- ¥30,000〜45,000 → 18V 充電式ランダムのフルセット(BO180DRG)
- ¥18,000〜(並行輸入) → DEWALT DCW210(上級者向け)
ランキング全 5 機種の比較一覧
| 順位 | 機種 | メーカー | 電源 | パッド | 価格目安 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 位 | BO180D | マキタ | 18V 充電 | φ123 ランダム | ¥14,000〜¥43,400 |
| 2 位 | BO5041 | マキタ | AC100V | φ123 ランダム | ¥13,500 |
| 3 位 | SV13YB | ハイコーキ | AC100V | φ125 ランダム | ¥14,800 |
| 4 位 | DCW210 | DEWALT | 20V Max 充電 | 127 (5") ランダム | ¥18,000〜(並行輸入) |
| 5 位 | BO140D | マキタ | 14.4V 充電 | 100×110 オービタル | ¥12,800〜¥28,800 |
最終的な編集部の結論
- 「迷ったらマキタ BO180D フルセット(BO180DRG)」が DIY 初心者の最も後悔しない選択です
- 「AC で十分・電池はまだ要らない」なら BO5041 か SV13YB の本体のみで安価に始められます
- 「すでに同じメーカーの 14.4V や 18V のバッテリを持っている」なら、本体のみで揃える方が総額は安くなります
- DEWALT DCW210 は並行輸入のリスクを理解した上級者向け
サンダー選びで最も大事なこと(プロのひと言)
サンダーは「本体の性能差より、ペーパー選びと粉じん対策の方が仕上がりに効く」のがプロの現場感覚です。ランキング 1 位の BO180D を買っても、ペーパーが荒すぎたり集塵をサボれば仕上がりは荒くなります。
逆に、ランキング 5 位の BO140D でも、適切なペーパー番手(#240〜#400 で仕上げ)と集塵をきちんとやれば、家具レベルの仕上がりは十分出せます。
サンダーを買ったら次に揃えるもの
1. サンディングペーパー 5 種(#60 / #120 / #240 / #320 / #400)
2. 防じんマスク(DS2 規格以上)
3. 保護メガネ
4. 集塵機(連結可能なら本体の集塵性能が大幅向上)
DIY 初心者の「サンダー 1 本目」で最も後悔が少ないのは、マキタ BO180D のフルセット(BO180DRG・約 ¥43,400)です。マキタ 18V LXT バッテリは丸ノコ・インパクト・クリーナー等とも共通で、後から他工具を買い足すときの長期コストが下がります。逆に、AC で十分・予算優先なら BO5041 か SV13YB の本体のみ(約 ¥14,000)が現実的な選択です。
よくある質問
用語ミニ辞典(初めて見る言葉があったら)
- ブラシレス
- モーターの種類。摩耗するブラシがないので寿命が長く高効率
- マルチボルト
- ハイコーキの 18V/36V 自動切替バッテリー規格
- LXT
- マキタの 18V バッテリー規格の総称
- AMPShare
- ボッシュ主導のバッテリー共有規格(フェイン等と互換)
- Powerstack
- DEWALT の高密度パウチ型バッテリー
- IP56
- 防塵 5・防水 6 等級。粉塵・水しぶきに強い
- N·m
- トルクの単位。ネジを締める力の強さ
- rpm
- 1 分間の回転数
- 打撃数
- インパクトドライバが 1 分に何回叩くか(bpm)
- トリプルハンマ
- 打撃機構の方式。3 つのハンマで効率よく回す
- クラッチ
- ドリルドライバで「これ以上締めない」を機械で止める機構
- Hex
- 六角軸。1/4 インチ Hex が主流の差込形式
- 角ドライブ
- インパクトレンチのソケット差込部(1/2 インチ等)
- BSL18xx / BSL36xx
- ハイコーキのバッテリー型番。先頭が電圧クラス
- BL18xx / BL14xx
- マキタのバッテリー型番